森の朝市

りとるあーす(café de cascara)

リトルアース(café de cascara)さんは、大学生が主体の団体!

人気商品の名前は「カスカラティー」!

「カスカラ」とは、コーヒー豆の果皮部分のことを言います。

コーヒーとは、「コーヒーノキ」の種子(種)にあたり、果肉部分はこれまで廃棄されていました。(果肉部分の体積は全体の約半分)

コーヒーの需要が年々増加していく中で、この果肉部分の「カスカラ」の廃棄量が増え、また堆肥にもしにくいため、生産地域の環境問題として取り上げていまいした。

その一つの解決策として開発されたのがお茶としての利用🍵

それを静岡文化芸術大学の武田准教授のクラスで約2年をかけたプロジェクトとして行ってきました。

コロナで現地へ行くということは叶わなかったですが、zoomを使い、輸入から加工、パッケージデザインまで全て自分たちで行い、その集大成としてできたのが、この「カスカラティー」。

一番大変だったことは、味の開発😳

酸味の強いカスカラが、どうやったら美味しくなるのか。

日本、特に静岡のお茶をヒントに、地元のお茶屋さんからのアドバイスも受けて、ようやく納得できるお茶に仕上がったそうです。

現地では気候変動により雨量の変化が著しく、このまま気候変動が進み河川の氾濫が起これば、商品を売る以前に、売る商品(コーヒー豆)が生産できなくなってしまう。

その観点から、生産者さんの利益も確保しつつ、同時に、得た利益の一部を環境保全に使用することで、生産自体が持続可能にできるようなような仕組みを構築しているそうです。

リトルアース(café de cascara)さんのフェアトレードは、「今」という短期間の問題解決だけでなく、彼らが住む地域の「未来」への投資です☺️

ぜひ、産地コスタリカへ気持ちは旅をしながら、静岡ならではの「お茶という提案」をお楽しみください。